ミルクとコーヒー2

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目黒side



なんか俺だけ仲間はずれにされてる気分。


ラウ「めめ昨日は部活だったから……テスト近いしまた勉強会しよ？」


目黒「勉強はちょっと……」


向井「赤点取りたくないやろ？一緒に頑張ろうや！」


目黒「でもな……」


「じゃ赤点取らなかったら俺からご褒美やるよ」


目黒「しょっぴー……」


渡辺「ご褒美あったら頑張れるんじゃね？」


向井「確かに！でもご褒美って何？」


渡辺「めめちょっと耳貸せ」


しょっぴーに言われて少し屈んでしょっぴーの高さに合わせる。


”ラウールと2人きりにしてやるよ”


目黒「はぁ!?」


渡辺「1番嬉しいだろ！」


嬉しいけど……いやだめだろう。


ラウ「どうしたの？」


渡辺「ラウールはめめの為にも勉強教えてやってな！」


目黒「ちょっとしょっぴー！」


しょっぴーニヤニヤしながら行っちゃったよ。


向井「しょっぴー何言ってたん？」


そんなの今ここで言えるかよ！


目黒「……勉強頑張ろうかな」


ラウ「うん！一緒に頑張ろうね！」(ﾆｺｯ)


はぁ……そんな笑顔で言われたら絶対赤点取れねーじゃん。


勉強の約束をして教室に入ればもう担任が居たよ……


担任「えぇ〜中間テスト終わったらすぐ体育祭の練習始まるからな〜赤点とると補習も加わるから忙しくなるのが嫌ならちゃんと勉強しろよ〜！」


本気出さないとやばいじゃん。補習までしてたら部活行けなくなる！それはそれで非常に困る。


という事で試験前で部活も休みになるタイミングで俺は勉強会の為再びラウの家へおじゃまする事に……


ラウ「めめいらっしゃい！」


目黒「おすっ……康二は来てる？」


ラウ「康二くん少し遅れるって。阿部ちゃんがもうすぐ来ると思うから待っててね」


ラウの部屋に行こうとするとダンス大会以来会うのは久しぶりのラウのお母さんに会った。


目黒「こんにちは」


ラウママ「あら蓮くんいらっしゃい。勉強頑張ってね！」


ラウ「ママなんで蓮くん呼び!?」

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