ミルクとコーヒー2

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ラウールside



午後は最初だけ委員の仕事をすればあとはしなくていいから少しはゆっくり応援できるかな……


委員の仕事を済ませ自分の席へ……


向井「ラウおかえり〜」


ラウ「ただいま……」


向井「めめ次の競技に行ったで！一緒に応援しような！」


ラウ「うん」


向井「めめさっきからずっとはちまき交換しようって女の子から声掛けられてて大変そうやったで。相変わらずめめの人気凄すぎへん？」


ラウ「そうだね……中学の時も凄かった？」


向井「凄いってもんじゃないよ！毎日誰かしらに告白されてたし、バレンタインなんて下駄箱もロッカーもチョコだらけ。めめはげんなりしてたけどな笑」


やっぱりめめは凄いな……


向井「でもしょっぴーもなかなかやったで！しょっぴーはめめ以上に塩対応なのに何故か人気あるんよな〜まぁ俺もしょっぴーも舘さんも大好きやけどな！」


ラウ「へぇ〜羨ましいな」


向井「ラウもモテたいんか？」


ラウ「あっ、そっちじゃなくて康二くん達の関係性が羨ましいなって」


向井「俺らの関係性？」


ラウ「だって凄く仲良いじゃん」


こんなに仲のいい友達が学校にいるなら絶対学生生活楽しいしかないと思う。


向井「それやったらもうラウもその関係性に入ってるから羨ましがる必要ないやん！」


ラウ「……入っていいの？」


向井「いいもなにも入ってんねん！だからラウも仲良しやな！」


ラウ「仲良し……すっごく嬉しい！」


向井「ラウはやっぱり可愛ええわ！あっ、めめ走るみたいやで！」


お喋りに夢中になってたらいつの間にかめめの番になってた。


向井「めめ〜頑張ってやー！」


隣の康二くんは周りを気にする様子もなく大きな声で応援してる。


ラウ「頑張れ……」(小声)


向井「ラウもっと大きな声で言わなめめに届かへんよ！」


ラウ「うん……」


よしっ、勇気を出すんだ！


ラウ「めめっ！頑張って！！！」


めめに届きますように……

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