ミルクとコーヒー2

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ラウールside



思わず自分がやりたい事言っちゃったけどめめ嫌がったりしないかな？


目黒「祭りか……」


ラウ「というかめめはモテるから祭りなんて可愛い彼女と行くよね！僕別に大丈夫だから……」


目黒「いいじゃん祭り！絶対行こうな！」


ラウ「え……いいの？」


目黒「いいよ。むしろ断る理由がないし」


ラウ「彼女は？」


目黒「だから彼女とかいないし作る予定もない」


ラウ「そっか……でも好きな人は誘わなくていいの？」


目黒「だから今誘ってるんですけど……」(ﾎﾞｿｯ)


ラウ「何？」


目黒「いや、好きな人は別にいいから。とにかく祭りは絶対行こうな！」


ラウ「うん！」


こんなに夏休みが楽しみになる事今までなかったから凄く新鮮な気持ち。


それから毎日楽しく過ごしててあっという間に期末試験。これが終わったらいよいよ待ちに待った夏休み！


目黒「あと1教科でテスト終わる……長かった……」


向井「相変わらず阿部ちゃんスパルタやから大変やったもんな……めめもうひと踏ん張りやで！」


ラウ「今回のテスト簡単だったから良かったね」


目黒＆向井「簡単じゃない！」


ラウ「えっ……そんなにハモって言わなくても……なんかごめん」


向井「謝られると余計に虚しくなる……まぁ赤点は免れてると信じよ！」


目黒「赤点あったら夏休み潰れるからな！何がなんでも赤点だけは避けなければ！」


やけにめめが力入ってたけど返却されたテスト用紙をみて2人共めっちゃ喜んでた！


目黒「相変わらずお前はまた1位か……まじすげぇ……」


ラウ「みんな調子悪かったのかな？」


向井「みんなの調子以前にラウが頭良過ぎなんよ」


ラウ「僕そんなに頭良くないんだけどな……」


「うわっ……あれ嫌味だよな。目黒達もバカにされてるって早く気づけばいいのに笑」

「目黒も向井も馬鹿だから気付かないんだよ笑」


離れた場所からそんな声が聞こえてきた。

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