ミルクとコーヒー2

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ラウールside



ラウ「康二くん焼くの変わるから食べていいよ」


向井「ほんまか？じゃちょっと食べる事に専念するわ！」


流石に食べてばかりは申し訳なくて裏方に回ろうと思って康二くんと変わった。


ラウ「翔太くんお肉焼けてるよ」


渡辺「サンキュ〜！」


お肉焼くのって意外と暑いな〜。


ラウ「岩本くんも食べたら？ふっかさん寂しがってるよ」


岩本「ん？ふっかは大丈夫だよ」


目黒「俺変わります。ふっかさんのところ行ってあげて下さい」


岩本「えっ……俺らの事知ってるの？」


ラウ「あっ……ごめん話しちゃった。だめだった？」


岩本「いや全然。ただめめ達は変だって思わないのかなって」


目黒「思わないです。2人見てると素敵だなって思います」


岩本「ありがとな。じゃ少しだけ行ってくる」


岩本くんがふっかさんの元に行けばふっかさん凄く嬉しそうに笑ってる。


いいな……僕もいつか……


そんな事地球がひっくり返ったって起こることないのにね。


目黒「あの2人って幸せそうだよな」


ラウ「……そうだね」


目黒「ラウ楽しい？」


ラウ「すっごく楽しい！僕の為にありがとう！」


目黒「ラウの為でもあるけどさ……俺の為でもあるから」


ラウ「めめの為？」


めめは友達沢山いるしわざわざ思い出作る前提で計画立てなくても自然に思い出なんて出来ていくでしょ？


目黒「俺……ラウと会えなくなっていっつも考えてた。楽しい事見つけるとラウに教えたいとか、美味しいもの食べるとラウに食べて欲しいとか……」


そんな風に僕の事思い出してくれてたんだ……


目黒「だから小さい頃からやりたかった事今出来て嬉しいんだよね。だからラウだけの為じゃないよ」


ラウ「そっか……じゃもっともっと思い出作ろうね！」


目黒「あのさ……花火大会の日……」


めめが何か言いかけた時……


佐久間「ラッウール！変わるから食べていいよん！」


その続きを聞けなかった。

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