*ただいま ページ27
いつもみたいにとりとめのないのない会話をしてたら、あっという間に自宅近くの景色が見えてきた。
万が一のことがあるから、送迎の時は家から少し離れた所に車を停めてもらっている。
これでも売れっ子アイドルだから、追っかけやゴシップ雑誌記者の対策を考えてるってわけ。
自宅を特定されたら色々と厄介だもんね!
大「そんじゃ、お休みなさーい!また明後日にね!」
辰「おぅ、お休み。明日はゆっくり休めよー」
マネ「佐久間、明後日は10時集合だから、忘れないようにね!」
大「はーい、了解!!」
車から降りて辰哉とマネージャーにブンブンと手を振ると、小走りで自宅へと駆けていった。
大「ただーいま〜.......」
小声で呟きながら玄関の鍵を開けると、物音を立ててないようにそろそろと部屋に上がった。
現在の時刻は午前零時をとうに回っている。
いつもならチビ達が真っ先に玄関にお出迎えに来てくれるけど、今日はとっくに寝てる時間だ。
ちょっと寂しいけど、不規則な仕事だから仕方がないよね。
(亮ちゃんももう寝ちゃったかな........)
俺も今日はかなり疲れちゃったし、軽くシャワーを浴びたら、すぐにベッドに行こっと。
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作者名:anzu | 作成日時:2020年12月17日 16時