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佐「まあ、俺のデビューのときのキャラ変が原因だよね」
佐「小晴が実際どう思ってるかは分かんないけど、てかそれが分かってたら苦労してないんだけど」
佐「多分耐えきれなかったんだろうね。変わっちゃうことに」
佐「俺は俺で、キャラを変えようってなったとき、小晴をお手本にしたんだよ。明るくて、誰とでも仲良くなれる?そんな感じ」
佐「そしたらどうしても気まずくなっちゃって。よく考えたら自分の性格の真似をされるって、嫌だよなって」
宮「…初めて知ったわ。佐久間って鴇の真似してたんだ」
佐「え?ああ、うん…そこ?そこか」
舘さん…相変わらずマイペースだな。
宮「…でも俺が気付いてないんだし、鴇も気付いてないかもよ?」
阿「確かに。佐久間の考えすぎって説はあるね」
佐「うーん。じゃあだとして、俺はどうしたらいい?」
宮「正面突破しかないね。全部話して、謝ろうよ」
佐「やっぱそうなるかあーーー」
阿「ちょ、ちょっと待ってよ。流石にそれは性急すぎない?」
佐「いいこと言った阿部ちゃん!」
もし2人が腹割って話したら、すぐに仲直りしてしまいそうな気がしてならない。ねえ佐久間、まだ小晴ちゃんのことを独り占めさせてよ。
阿「…とは言っても、もう既に1回2人で会ってるんでしょ?あとは話す回数増やせばいいんじゃない?って思うけど…」
佐「そんなのでいいのかな…?」
阿「俺は対立したことはないから分かんないけど。その辺舘さん的にはどう?」
宮「そうだなあ…俺もこんなに燻らせてはないからなんとも言えないけど、俺の場合はめっちゃがっつり2人で話し合ったね」
宮「俺はSnow Manのためにこうする。それは認めてほしい、って言って。鴇もちゃんと分かってくれたから。鴇は賢いから、佐久間の言いたいこともきっと理解してくれるだろうし」
宮「結局最後に決めるのは佐久間と鴇だしね」
佐「…うん。俺、頑張るわ」
佐「わー!!!でも不安!」
阿「小晴ちゃんとはこれからも長い付き合いになるだろうしね。焦らなくてもいいんじゃない?」
宮「うん、鴇も佐久間も昔は仲良かったんだし」
佐「急がば回れって言うもんね。舘様、阿部ちゃん、相談乗ってくれてありがとう。ちょっと落ち着いたわ!」
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作者名:不明 | 作成日時:2024年1月13日 23時