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...
ショーツ１枚だけとなった、私のふとももの内側までキスを落としていく臣さん。
『ちょ、ちょと待ってください』
いきなり怖くなった私は上半身を起こした。
「....無理だろ...今更」
チラッと私の目を見て、再び視線を落として内腿に唇を這わす...
快楽で身体がビクッと動く。
『ちょ、ちょ、ダメ。臣さん、ストップしてください。』
私の言葉を無視して続ける臣さん...
ほんとにこのまま身を委ねて後悔しないのか...
きっと臣さんは車内の流れそのまま...
気持ちはなくて...
『...臣さん...私の事好きですか？』
不意に出た言葉にピタリと止まった臣さん。
『...臣さん...「...ごめん、酔ってた」
臣さんは私の言葉を遮った後、私の上から降りた。
そして、落ちてたジャケットを私の肌けた身体にかけた。
脱ぎ捨てたシャツを羽織るとそのまま部屋から出て行って扉の閉まる音が聞こえた。
その瞬間ボロボロと涙が溢れる...
振られた。...って当たり前か
なにやってるんだろ、私...
大好きな香りがするジャケットを抱きしめて声を押し殺して泣いた。
少しして、身体を起こす。
まだ微かにふわふわする頭...
シャワー浴びてバスルームから出るとまだ臣さんは戻ってくる様子は無かった...
冷蔵庫を開けてダラダラとラベルに書かれた英語。
適当に取って飲み干して、ソファーにダイブして眠りについた。
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作者名：青空
| 作成日時：2024年3月26日 1時
