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宮舘side
岩「とりあえずこれ。専属のシフト組んでみた。」
深「ふーん、いいメンツ。あ、目黒くんって今年から看護師になった子だよね？」
岩「佐久間の推薦だよ。いい経験になるし、なによりめめはきっとうまくやれる力があるからって。」
ずらっと並んだ名前を眺める。
この中の誰か一人でもいいから、心を開いてくれたらいいんだけどなぁ。
岩「てか俺、ここ数日、書類関係が忙しくて全然翔太くんの顔見れてないからさ、行ってもいい？」
宮「もちろん。」
さっきまでいた集中治療室にもう一度戻る。
翔太くんのベッドに近づくと、起きていた翔太くんはちらっとこちらを見てまた目をそらした。
あまり大人数で近づいてもかわいそうだから、俺とふっかは少し離れたところで見守る。
岩「…翔太くん、照だよ。」
処置のために何回か顔を合わせている俺とふっかでさえまだ怖がられているから…
照もまだ難しいだろうな…って考えながら見守っていると。
翔太「ひ、か…？」
…耳を疑った。
隣のふっかは、目をガン開きでベッドを凝視してる。
岩「そーだよ？ひーかーる。」
翔太「ひ、かぅ。…ひかる、、ひかる。」
岩「んふふ、かわいいねぇ」
照がそっと人差し指をさしだすと、それを小さな手が掴む。
深「…信じられない」
宮「…ね、」
見守っていると、とろっとろになってる照がこちらを振り返った。
岩「超かわいいんだけど！」
深「…そりゃあかわいい、ケド。」
宮「なんでだろ…？」
そっと俺らもベッドに近づいてみる。
今までとは違う、ちょっと安心したような柔らかい表情。
…やっと子どもらしい顔を見られた気がした。
岩「…俺のことわかるの？」
翔太「…ひかる、しょーた、きた！」
岩「…もしかして、あの日、俺が助けに来たこと覚えてる？」
翔太「んっ♪」
…あっぶな、泣きそう。
そう思って慌ててベッドから目をそらしたら、同じく目をそらしていたらしい照とふっかと目が合ってしまう。
岩「…なんで全員泣いてんの」
深「これは泣くっしょ…」
目が真っ赤な大人3人を、翔太くんは不思議そうに見ていた。
岩「翔太くん、この先生たちは照のお友達。」
翔太「…」
岩「だから安心してね？すっげーいい人たちだから。」
すると翔太くんが初めて、俺とふっかをじっと見てくれる。
照のおかげでやっと希望がもてた瞬間だった。
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シルク(プロフ) - アンナさん» こちらこそリクエストありがとうございました！読んでくださる皆さんは💙以外なら誰が好きなのかな〜なんてたまに気になってました🤭 💛さんいいですよね〜。また絡み書きますね！ (3月31日 9時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - リクエスト応えてくださり、ありがとうございました！💙💛の絡みが個人的にすごく好きなので、また是非よろしくお願いします♪ (3月30日 22時) (レス) id: 3278b67723 (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - えなさん» こちらこそリクエストありがとうございました！自分なりに奮闘する感じが、私的にもお気に入りのお話になりました🤭 これからも頑張ります♪ (3月20日 23時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - リクエストに応えていただきたいありがとうございます！これからもお話し楽しみにしています🌟 (3月20日 20時) (レス) id: 2ee6bfb48d (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - ナオさん» ご感想ありがとうございます！おそらくリクエスト頂かなかったら、こういうテイストを書くことはなかったと思うので、私の方こそ感謝です✨ 是非是非これからも遊びに来てやってください♪ (3月14日 17時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年3月9日 23時
