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向井side
しばらく食事の様子を見守っていたけど…
正直この年齢の子の食事が、こんなに静かで穏やかでお利口さんなことってない。
その背筋はぴんと伸ばされている。
向「…緊張してるな」
佐「だね…」
ただ単に静かってよりはまだまだ何かに怯えてる感じがした。
そしてその決定打は…
翔太「…ぁ、」
少し服にこぼしてしまった翔太くん。
すると、慌ててそれを隠すように背中を丸めて、一生懸命首を横に振りだした。
翔太「ごめん、なさい」
佐「…お利口さんにしてないと怒られちゃう環境にいたのかな」
隣でそう呟いたさっくんは、翔太くんに優しく笑いかける。
佐「いいんだよ、俺ら怒らないからね。もっと食べな？」
翔太「……」
佐「言ったでしょ？俺ら”照のお友達”なの。怖くないよ？」
向「そやで。お友達。」
すると、ふっと落ち着きを取り戻してまた背筋をピンと伸ばし、ゆっくりとスプーンを運び始めた。
魔法の言葉やな…。
佐「そんなに緊張しなくてもいいよ…って言ってもわかんないか。」
向「うーん」
言葉で伝えるだけじゃまだまだ信じられへんのかも。
目の前の、必死にお利口さんを貫く３歳児を見ながら…
絶対にこの子に笑ってほしい、俺がいつか笑わせたる、そう決めた。
食事を終えて、あんまり長居してもよくないから、ドアは開けたままで廊下からたまに見守る…ということを繰り返す。
お腹が満たされたのか、翔太くんはベッドの中でうつらうつらとしていた。
寝られるというのはいいことだから安心してたんやけど…
その30分後。
「…うあー！やぁーっ、、」
部屋から聞こえてきた叫ぶような泣き声。
ちょうどナースステーションにいた阿部ちゃんと一緒に部屋にダッシュすれば…
あのおとなしかった翔太くんがバタバタとベッドの中で暴れている。
ベッドから落ちる勢いだったから咄嗟に阿部ちゃんが駆け寄って身体を支えれば
翔太「やっ、やあー！っ、はっ」
とにかく身体をよじって拒否。
阿「ドクター呼んで！あと照も！」
緊急で連絡すれば、舘さんがまず駆け込んできて、次に照兄、数分後にはふっか先生も来て翔太くんを囲んだ。
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シルク(プロフ) - アンナさん» こちらこそリクエストありがとうございました！読んでくださる皆さんは💙以外なら誰が好きなのかな〜なんてたまに気になってました🤭 💛さんいいですよね〜。また絡み書きますね！ (3月31日 9時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - リクエスト応えてくださり、ありがとうございました！💙💛の絡みが個人的にすごく好きなので、また是非よろしくお願いします♪ (3月30日 22時) (レス) id: 3278b67723 (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - えなさん» こちらこそリクエストありがとうございました！自分なりに奮闘する感じが、私的にもお気に入りのお話になりました🤭 これからも頑張ります♪ (3月20日 23時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - リクエストに応えていただきたいありがとうございます！これからもお話し楽しみにしています🌟 (3月20日 20時) (レス) id: 2ee6bfb48d (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - ナオさん» ご感想ありがとうございます！おそらくリクエスト頂かなかったら、こういうテイストを書くことはなかったと思うので、私の方こそ感謝です✨ 是非是非これからも遊びに来てやってください♪ (3月14日 17時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年3月9日 23時
